リモートディスクトップ接続のポート番号の変更 / WindowsXP



リモートディスクトップ接続のポート番号の変更

レジストリ値の変更

 レジストリ・エディタでレジストリを扱うというのは、間違った値を設定した場合など最悪再インストールを余儀なくされることもあり得ます。十分気を付けて作業を行ってください。もしそれによって傷害が発生した場合も自己責任でお願いします。
 リモート・デスクトップ接続やターミナル・サービスでは、RDP(Remote Desktop Protocol)というプロトコルです。
 標準ポートはTCPの3389番を使用しています。
 しかし、このポート番号は一般に知られている番号であるから、もし遠隔でインターネットを通じてアクセスしようとした場合、このポート番号を使用するのは、非常に危険と思われます。
 そこで、以下の手順によってポート番号を変更することが可能です。
 具体的にはレジストリ・エディタでポート番号を変更することになります。

HKEY_LOCAL_MACHINE 中の \SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp
名前:PortNumber
種類:DWORD
データ:3389(10進数) ← 20000~60000程度の適当な値を使用しましょう。

 このポート番号と言うのは1024以下のポート番号は一般的に利用しません。
20000~60000程度の適当な値を設定すれば良いでしょう。
変更後、システムの再起動をおこなって、コマンド・プロンプトから netstat-an コマンドを実行してポート番号が変更されていることを確認します。

ファイアウォールの変更

 ウインドウXPなどでファイアウォールを利用している場合、リモートディスクトップ接続の変更が必要になる。

ファイアウォール詳細画面
 具体的には、「ローカル エリア接続プロパティ→詳細設定タブ→設定ボタン→サービスタブ→追加」

ファイアウォール追加画面
 上記画面の様に追加すれば問題無いと思います。

リモートする側の処理

 サーバ側のポート番号を変更したので、当然呼び出し側も新規設定したポート番号で呼び出す必要が有ります。

ポート番号指定のリモートディスクトップ接続
上記画面の様に接続先指定の後コロン、ポート番号と入力して、接続ポート番号を指定します。


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